書籍紹介 「おかあさん」(日本童詩研究会)

書籍紹介

けんか 片山美智子(六年)

おとうさんと
おかあさんがけんかしている
おかあさんが
かわいそうやな! でも
おかあさんを おうえんしたら
おとうさんが おこるし
おとうさんを おうえんしたら
おかあさんが おこるから
「やかましいがいね」
といってねた。

しりたいねん 谷口のり子(三年)

あたし
おとうちゃんと
おかあちゃんが
どうしてすきになったか
しりたいねん。
それから
みあいか れんあいか
しりたいねん。
それから
どうして すきになったのに
けんかばっかりしてんのか
しりたいねん。

みんなのおかあちゃん 鷲尾洋子(三年)

久しぶりやね
おかあちゃんと
手つないでねるの
「洋子のおかあちゃんよ」
「ちがうでおとうちゃんの およめさんやで」
「なにいうとんの ぼくのママさんや」
やっぱりみんなの
おかあちゃんにしとこね。

「おかあさん」 日本童詩研究会・編 1995年 理論社
この詩集は、児童詩誌「きりん」に1959年(昭和34年)から1962年(昭和37年)にかけて掲載された作品をまとめたものです。